脊椎脊髄疾患について
人間の脊椎は、頸椎や胸椎、腰椎、仙椎、尾椎から成り立っており、これらを合わせて「せぼね」と呼んでいます。そして、せぼねには、脊柱管という神経の通り道となる骨のトンネルがあります。脊柱管には、脊髄という神経の束が通っており、その中には、脳から発せられる運動指令を伝える神経、感覚の情報を脳へと伝える神経、心臓や消化器などの運動を調節する神経など、いろいろな神経があります。交通事故や転倒などで外傷を負ったりすると、この脊髄が損傷されてしまい、痛みや麻痺などの症状が出てしまいます。 なお、痛みの起こっている部位に原因が潜んでいることもありますが、外傷などを受けた部位と痛みの部位は異なっていることもあります。ご自身の判断で痛み止めの湿布などを貼ったとしても、効果が得られないケースも少なくありません。
当クリニックの院長は、せぼねに関する症例を数多く手がけており、専門的な知識をもとに患者さんのお悩みを出来るだけ早く解決いたします。くびや腰に痛みや違和感があるとき、手足にしびれや痛みがあるときは、お気軽に当クリニックをご受診ください。
- 手や足がしびれることがある
- 肩や腕、指などに電気が走るような痛みが出ることがある
- 指が思うように動かなくなってきた
- 階段の昇り降りがつらい
- 転びやすくなった
- 腰痛がなかなか治らない
- 立ち上がろうとすると首や腰に痛みが走る
- 歩き続けていると足がしびれる、歩けなくなる
代表的な疾患名
変形性頸椎症、変形性腰椎症、変形性脊椎症、頸椎椎間板ヘルニア、頸椎症性神経根症、頸椎症性脊髄症、後縦靱帯骨化症、黄色靱帯骨化症、腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症、腰椎すべり症、特発性側湾症、変性側湾症など
過去3年間に500例以上の執刀経験のある、せぼねの専門家(脊椎脊髄病学会の専門医・指導医)が、薬の治療、リハビリの治療、そして、どうしても必要な場合は、手術治療まで、責任を持って担当します。
症状がなかなかよくならない場合や、どんどん悪化している場合は、専門医による診断や治療方針の決定が重要です。
患者さんの、今の状態や、今後の経過、適切な治療法など、専門用語を使わず、優しく、丁寧に説明しますので、何か気になることがあれば、遠慮なく相談してください。