雑談「理学療法士の くつ事情」

理学療法士の前川です。

1日の中で1番長く履いている靴は、仕事中で使用する靴です。

身体の土台となっている足を包んでくれているので、

靴は注意をして選んでいます。

どのような点に注意をしているかというと…

◎靴底が指の付け根で曲がる
◎かかとまわりの素材がつぶれない
◎かかとまわりにクッションがあり、かかとにフィットする

◎靴底が指の付け根で曲がる

歩く動作では、蹴りだし動作があります。
この蹴りだしの動きをスムーズに行うために指の付け根のところが曲がるものが良いです。

◎かかとまわりの素材がつぶれない

体重をかけるとき、かかとからあしをつきます。
あしをついたときに、かかとの中で動いてしまうとうまく体重を乗せられなかったり、場合によっては足をひねってしまう場合もあります。
かかとまわりの素材は指で押してもつぶれないものを選びましょう。

◎かかとまわりにクッションがあり、かかとにフィットしている

中の素材にクッション材があると、歩いているときの足と靴のずれを少なくすることができます。
体重を支えるときの安定性や蹴りだしのしやすさにつながります。

いろいろ機能的なものをご紹介しましたが、「履き心地」や「気分がアガるデザイン」がまずは大事!
そのうえで以上に挙げた点を注意しながら選んでいます。

当院では、週に1回程度、義肢装具士さんが来院しており、装具・インソールなどの検討も行っています。
膝や腰などの症状でも足から影響していることもありますので、受診の際にはご相談いただけたらと思います。

理学療法士/アスレティックトレーナー
前川 卓也


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